ニコチンはタバコに含まれている主な成分です。ニコチン依存症という言葉も聞いたことがあるでしょう。このニコチンについてしっかり理解している人は少ないかもしれません。

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ニコレットパッチとガムはどちらが効果大?

禁煙補助薬のニコレットには、パッチタイプとガムタイプが用意されています。
いずれもネーミングが示しているようにニコチンを含有していることが特徴で、粘膜や経皮を通してこの物質を補給します。
禁煙するうえでの最大の難関であるニコチンの禁断症状に、苦しむことなくたばこから離れることが出来ます。

ニコレットのパッチタイプは補足禁煙外来で処方されるものと、薬局などで購入できるものとがあります。
これはニコチンの含有量により区分されており、補足禁煙外来で処方されるニコレットパッチは薬局で販売されているものの1.5倍も多く配合されています。
最も含有量の高いパッチには1日に20本以上たばこを吸っている成人男性に最初に処方されるもので、健康保険が適用されます。

対してニコレットのガムタイプは、国内で提供されているものは全て第二類医薬品に指定されており、医師による処方箋は必要がありません。
このために、ドラッグストアーや薬局などで気軽に購入することが出来ますが、健康保険は適用されないので費用は全て実費となります。

ニコレットのパッチとガムのどちらがより効果を期待できるかというと、国内で提供されているものを比較した場合は前者が優勢です。
これはニコチンの配合している分量が多いタイプが用意されているからです。
ニコチンの配合量が多い方が効果を期待できる理由は、それだけ強い禁断症状に対応できるからです。

1日にたばこを20本以上ふかすヘビースモーカーなどのニコチンへの依存症が強い人は、まずはこの物質を高配合されているパッチタイプを選択するのが適当です。
これにより、ニコチンをたっぷり補給しながら禁煙できるので、深刻なレベルの離脱症状に見舞われる心配はありません。
その後、少しずつニコチン濃度の低いものに変えていくことにより、離脱症状にほとんど苦しむことなく禁煙を達成することが出来ます。

仕組みや使い方はどう違う?気になる価格は?

ニコレットパッチとガムは、いずれもニコチン置換療法による方法です。
これは、スウェーデン海軍の潜水艦の乗組員が離脱症状に苦しんでいたことがきっかけで考案された方法です。
たばこに含まれているニコチンを喫煙以外の方法で補給し、不安・集中困難・だるさ・イライラなどの離脱症状による不調を軽減します。
その後、摂取量を少しずつ減らしていき、最終的にはニコチンからも完全に脱却するという内容です。

ちなみに、ニコレットパッチとガムには、前者は経皮からニコチンを摂取するのに対して後者は口腔粘膜から補給するという違いがあります。
ニコチンが体外に排出するに従い生じる身体的な依存症に対しては含有量が多いニコレットパッチが有効です。
しかし目覚めや食後に一服することが習慣となっている人に多く見られる心理的な部分に対しての依存症にはガムタイプが効果的です。
何故なら、口腔粘膜からニコチンを摂取するので口寂しさが紛れるからです。

両者を選択する際には依存症の強さや種類だけではなく、価格という点も非常に重要です。
具体的には、補足禁煙外来でニコレットパッチを処方された場合は3ヶ月で診療代なども含めて13,000円で、市販のものを購入して8週間使用した場合は約18,000円、ガムタイプの場合は3ヶ月フルに使用すると約21,000円です。

このように価格面で比較した場合は、補足禁煙外来で処方されたニコレットパッチが最もお得で、お金が一番かかるのは薬局でガムタイプを購入した場合ということになります。
これらの材料を組み合わせて考えた後に、自分にとって最も適当な方法を選択するのが禁煙の成功へとつながります。

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